HANDS – FDF (Home and Away Nine DayS – Faculty Development Fellowship) は岡田唯男がPCIJ(Primary Care Institute Japan)の事業として個人的に主宰する、私的な指導医養成のコースです。
詳細は
岡田唯男. HANDS-FDF (Home and Away Nine DayS – Faculty Development Fellowship) :革新的なFaculty Development コース 特集 医学・医療者教育学を学ぶ我が国のプログラム 医学教育 2021.52(6): 509~514
1年間で週末を4回(計9−10日)利用し、職場から離れて、同期のメンバーとともに、スタッフ/faculty/指導医として必要不可欠な実践的な知識、技術,態度を学びます。(コロナパンデミック以降は、4回→5回への変更やオンラインを組み合わせて実施しています)
HANDS-FDFは非常に多くの資源を投入し1年に十数名しか育てることができません。そのため、修了生が確実に社会貢献やインパクトを生み出すための費用対効果を重視し,下記の参加者選考条件、参加条件を設定しています。ご理解下さい。
参加者(対象者)選考方針
公募制ではなく紹介制、こちらから下記のような様々な条件のいくつかを満たす方を探し出し、直接ご招待の案内を致します。
#家庭医療、プライマリケア、総合診療とその周辺のジェネラリスト領域(救急、小児、リハビリ、総合内科など)の専門医取得レベルの学年
#その領域で指導的な立場を求められる,近々求められる見込みであるが、所属施設や学会,ピアからのサポート獲得に困難な状況にあるが、独自で道を切り開くことも出来る状況にない
#中長期的に業界のリーダーになりうるポテンシャルを秘めている
#中長期的に学会、診療科、利害関係の垣根を越えて横の連携が出来る人財
#広義でのジェネラリストが社会的にさらに認知され、価値が認められることで、世の中に更なる貢献ができるようになることに一役担えること。
参加条件
いろいろと厳しいことが書いてありますが、われわれの活動により確実な成果を生み出すために必要な条件と考えています。
#基本全日程(4〜5回 9−10日)に参加できること
#事前/事後課題(たくさん出ます…)を期日までに終えられること
#グループ作業やディスカッションに積極的に参加できること
#レジデント/研修医/学生教育及びマネジメントに実際に関わっていること
#1年間で50単位(1単位半日週1単位もしくは集中して5週間。出来れば通年で)相当のdirect teachingに関わり続ける事(とその証明)
#直属の上司からコース参加、職場で新たな取り組みを行なうための準備、実施時間の確保、学習内容の現場へ還元について了承を得ていること(週半コマ程度HANDSの予習や復習に時間を割くことをサポートしてもらえる)
#コース修了後、HANDS-FDFの運営に何らかの形で協力できること
#コース修了後も、所属している組織に貢献できること (従って、少なくとも修了の翌年の異動を予定している方は対象としていません)
#commitment letterとCVの提出
コース内容
2007年のコース内容を提示します。毎年微調整は入りますが大筋での変更はありません。
第1回目の開催が厚生労働省の指定する初期研修プログラムのための指導医講習会を兼ねています。既に参加済みの方は内容が一部重複する事をご了承ください。
前述の医学教育学会誌にもコンテンツが紹介されています(表2)
フランチャイズについてはこちらを参照ください。
主宰 岡田唯男について
下記リンクを参照ください (別サイトへのリンクです)
https://familydocblog.website/tadaookada/
コメント
コメント一覧 (3件)
[…] 昨年私が受講したフェローシッププログラム(HANDS-FDF)でキャリア教育について学んだので,そちらを生かして, […]
[…] その一例がこちらです。 […]
[…] https://handsfdf.wordpress.com/about/ をごらんください。 […]